▼ 小児歯科の治療について ▼ 乳歯や若年永久歯の基本的な虫歯治療の考え
▼ 歯医者嫌いにならないために ▼ 子供の歯がグラグラする ▼ 歯並びが悪い?
▼ 歯磨き指導・おすすめの歯ブラシ ▼ フッ素塗布 ▼ シーラント ▼ ホームジェル
小児歯科(小さなお子さんの治療)について
まず、初めてのお子さんには、病院の雰囲気に慣れてもらうことから始めます。おもちゃで遊んで、ビデオを見て慣れてきたら、お母さんと一緒にイスに座ってもらいます。イスの上で口を開ける事が出来たり歯ブラシをさせてくれたりしたら、お母さんも一緒にたくさん褒めて下さい。
一番理想的なのは虫歯を作らない事です。虫歯になってから来院するのではなく、虫歯を作らないために来院して下さい。フッ素の塗布、シーラント、歯ブラシの選び方、お母さんにしてもらう仕上げみがきの方法、また毎日出来る虫歯予防などをご指導します。
しかし、虫歯になってしまった歯は、ほうっておいても自然には治らないので、虫歯の程度はもちろんの事、お子さんの年齢、性格、お母さんの希望などを考慮して、お子さんによって治療の方法を考えていきましょう。
一旦、治療や予防が終了しても、3~6ヶ月毎にチェックに来て下さい。乳歯が永久歯に移行する5歳~12歳は顎の発育や歯並びに関して特に重要な時期と考えます。
乳歯や若年永久歯(14歳ぐらいまで)の基本的な虫歯治療の考え
3mixを使用する方法
虫歯の大きさの程度にもよりますが、虫歯を全部とらず、痛みが出ない範囲で虫歯を取りのぞき3mixをセメントやプラスティックに混ぜて埋めます。
乳歯はいずれほとんど永久歯へと生え代わります。虫歯の進行を止めることができ、痛みが出なければ、定期的な検診によって永久歯へと交換するまで経過を観察し、新しい虫歯ができないように管理していきます。
若年永久歯に対しても根っこがまだ完成していないことが多いのでなるべく神経はとらず3mixをつめて、こちらも定期的に経過をおっていきます。
3mixは万能薬ではありませんが症例によってはかなり歯を助けてくれる薬です。※3mix-MP法とは違います。3mixについて詳しくはこちら
子供の歯がグラグラする
通常は自然に大人の歯との交換で抜けますが、大人の歯が大きく違った場所からはえてくると抜けない場合があります。
個々の歯の状態やお子さんの年齢などによって診断が違いますのでご相談下さい。
歯ブラシ
年齢や歯の数に合わせて決めていきます。
フロス
歯と歯の間の汚れをとる糸です。お子さんの虫歯予防にはかかせない道具です。
チェックアップ
フッ素入りの歯みがき粉です。リンゴ、いちご、マイルドフルーツの3種の味があります。
MIペースト
虫歯になりかけてしまった歯を再石灰化によって強い歯をつくるためのペーストです。
フッ素塗布
歯をきれいにみがいて、フッ素のジェルを塗布し数分間そのままの状態にしてフッ素を歯にしみこませます。うがいが30分程度できないことと、唾液が歯につかないようにするので、小学生で以上にすすめています。
基本的に保険適用外のため、3,150円の費用がかかります。